

京都市中京区の歯科 たけち歯科 院長武知です
3年前の出来事になりますが、8月14日の朝、首都圏のかなり広い範囲で停電になったことがありました。
覚えている方もいらっしゃると思います。
東京の旧江戸川を航行中のクレーン船がアームを架線に接触させ、これを切断したことによるものでした。
この時、私は、東京ディズニーシーに隣接したホテル内で開園を待っていました。
このホテルには、ディズニーシーへの専用入場口があり、ロビーで開園を待つことができます。
「あと15分くらいで開園時間だな!」と時計を見た時に、ホテル内の照明が一斉に消えたのです。
すぐに停電とわかりました。
窓から見ると、時間になってもシー内の設備は動いておらず、開園を見合わせているようでした。
開園時間からすこし経ってから、私を含めたゲスト(ディズニではお客さんのことをゲストと呼ぶそうです)の多くの人は、シー内のエントランス近くにある土産物売り場『エンポーリオ』の近くに案内され、その場所で開園まで待機することになりました。
近くのキャスト(ディズニーではスタッフをこう呼ぶそうです)の方に開園予定を聞くと、
「いつ開園できるかわからない」とのことで、いつ開園するかわからいまま待つことになったのです。
そんな時に、土産物売り場『エンポーリオ』の前で開店待ちで待機していたレジ打ちのある若い女性キャストが、誰に言われるともなく、私たち開園待ちのゲストの前にやって来て、彼女は、「写真をお撮りいたしましょうか?」と私たちに順番に声をかけていきました。
一通り写真を撮り終わったところで、彼女はミッキーのぬいぐるみを手にして小さい子どもさんを相手にして歌を歌ったり、お誕生日の方を見つけては、お祝いをして楽しませてくれました。
彼女ができる精一杯の力でその場を盛り上げようとしてくれたのです。
やがて、それを見ていた仲間の女性キャストも加わり"小さなパフォーマンス"が始まったのです。
それは、お世辞にも上手なものではありませんでしたが、「ゲストを楽しませたい」「こんな時でも良い思い出にしてあげたい」という一生懸命な気持ちがこちらにも伝わってきました。
開園は1時間くらい遅れたと思います。その間、彼女達はゲストを楽しませ続けたのです。
ディズニーのキャストのほとんどの人はアルバイトだと聞きます。
多分、彼女達もアルバイトではないかと思います。
土産物売り場でのゲスト対応のトレーニングは受けているでしょうが、
ゲストの前で何かを演じるようなトレーニングは当然受けていないでしょう。
しかし、誰にも指示されずに彼女達は自らの意思でそれを演じ続けたのです。
自らゲストのために何ができるかを考えて、一生懸命に行動したのです。
私は、その日の予定がくるってしまい、ディズニーシーを最高には楽しめませんでした。
しかし、彼女達の"ゲストを思う気持ち"を思い出すと、何かすがすがしい気持ち良さを感じました。
私は、思いました。
ディズニーランドでは、人材をどのように育成しているのだろう?
どうすれば、アルバイトの人でもここまで使命感を持って仕事が出来るのだろう?
そう考え出したら、知りたくて、知りたくて仕方がなくなりまして、
たけち歯科の全スタッフと一緒に"ディズニー人材育成術"を学ぶために、研修旅行に行って来ました。
東京ディズニーリゾートには学ぶべき事が本当にたくさんありました。
研修旅行のお話は、次回ブログで紹介させていただきます。
2009年 8月 06日
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