レーザー治療
レーザーを用いることで、痛みをできる限り抑えて、
むし歯や歯周病治療などを行うことが可能です。
レーザー治療ってどんなこと?
たけち歯科クリニックでは、痛みや不快感に配慮した治療を行うために歯科用レーザー技術を導入しております。
患者様は、歯の治療に対して痛いもの、不快なものという印象があるかもしれません。患者様の不安を最小限にするために、当院ではレーザー治療を行っています。
歯科用レーザーには、「炎症を抑える」「痛みを和らげる」「出血を抑える」「歯ぐきの回復を促す」などの効果があります。また、歯の知覚過敏症にも効果があります。さらには、歯周病や口内炎など軟組織に対する手術や処置にも使用します。
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レーザー治療は、
下記の効果が期待できます- ・炎症を抑える効果
- ・痛みを和らげる効果
- ・殺菌・消毒効果
- ・歯ぐきの活性化効果
- ・出血を抑える効果
- ・悪い部分を除去する効果
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レーザー治療の副作用について
レーザーを歯や歯肉に照射しても、特に副作用はありません。さまざまなレーザー治療機器がありますが、たけち歯科クリニックでは炭酸ガスレーザーを使った治療を行っています。
レーザーは光のエネルギーが熱エネルギーに変わることで治療を行う機器です。レーザーの種類によっては熱エネルギーが歯ぐきの深部・歯の内部まで届いてしまい、予期しない副作用が出る場合があります。
しかし、炭酸ガスレーザーは99%以上水分に吸収されます。痛みのある部位(炎症を起こしている部位)は水分が多いので、炎症の部位に作用し、その部分でほとんど吸収されます。他の部位に熱影響を及ぼす可能性がほとんどありません。
レーザーは体に電気を通さないため、心臓に持病のある方やペースメーカーを使用されている方、妊娠中の方や、高血圧の方、心臓疾患でワーファリンを服用されている方、人工透析されている方でも安心して治療を受けていただくことができます。炭酸ガスレーザーは体にやさしい歯科用レーザー機器です。 -
レーザーの有毒性について
レーザーの光は、レントゲンのような放射線は含まないため、お身体に有害な影響を与えることはありません。 しかし、万が一レーザーの光が直接眼に入った場合、網膜に障害を起こす危険性があります。この危険性を回避するために、レーザー治療を行う際は、患者様の眼を専用のメガネで保護します。
レーザーの光は、光ファイバーというとても細い導光ファイバーを通って患部に照射されます。そのため、患部以外の部位に影響が出ないよう治療することができます。歯の根の治療(根管治療)など、細かい治療にも有効です。 -
レーザーでできる歯科治療
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歯周病の治療
歯周病は、まず歯茎から血が出たり口臭がひどくなったりします。そのまま放っておくと歯が抜けてしまうこともあります。レーザー治療では、歯と歯茎の間の溝にレーザーの光をあてて歯周病菌を除去します。レーザーの光をあてることで、歯周病の原因となっている細菌が急激に減り、出血や痛みを抑えます。そのため、早期治療が可能です。ブラッシング指導や歯石除去等、他の歯周病治療と併行してレーザー治療を行なうと、より効果的です。
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口内炎の治療
お口の中や、唇にできる口内炎や口角炎の痛みは、レーザーですぐに和らぎ、治りも早くなります。入れ歯があたってできる潰瘍(かいよう)にも効果があります。
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知覚過敏症の治療
知覚過敏症とは、虫歯はないのに、冷たい水を飲んだり歯ブラシをあてると歯がしみる症状のことを言います。これは、象牙細管という歯の神経につながる孔(あな)が開いていて、神経が刺激されるのが原因です。
知覚過敏症をレーザーで治療すると、歯の表面に薄い膜ができて孔(あな)をふさぎ、歯の神経を保護するため、痛みや歯がしみたりすることを防ぐことができます。 -
その他
外科処置
傷口の痛みが少なくてすみます。組織の早期回復効果により、傷口が早く治ります。
止血効果により、出血も少なく処置できます。
また、傷口の消毒効果があるため、腫れも少なくてすみます。
注意:症状により、メスで外科処置をした後にレーザーを用いて止血・殺菌し、治りを早める場合もあります。
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