歯科訪問診療

「食べられるようにサポートする」が
「歯科訪問診療」の目的です

歯科訪問診療とは、ご高齢でお身体が不自由な方、身体的な障がいがある方、歯科が無い病院に入院中などの理由で、ご自身で歯科医院に通院が困難な方のご自宅・病院・施設へ歯科医師や歯科衛生士が訪問し、歯科治療をはじめ、口腔ケアや飲み込みのリハビリを行う医療サービスです。

豊かに生きるために

豊かに生きるために絶対必要であり、楽しみでもある「美味しく食べること」「家族や友人と会話を楽しむこと」「笑顔で気持ちを伝え合うこと」には、口が関わっています。
きちんとケアをすることで自分の歯を健康に保つことは可能ですし、歯を失ってしまっている方でも適切に義歯を装着することで、失った楽しみを取り戻せることも多くあります。
通院が困難な状況の方にこそ、歯科をあきらめないでいただき、QOL(クオリティ・オブ・ライフ= 生活の質)を高めるためのお手伝いをしたいと考えております。

訪問先は
「病院、老人ホームなどの施設」
または「患者さまのご自宅」

要介護認定を受けているご高齢の方や、お身体にご不自由な障害がある方のための医療サービスです。

  • 病院や老人ホームなどの施設

    病院や老人ホーム
    などの施設

  • 患者さまのご自宅

    患者さまの
    ご自宅

初めて受診される方へ

  • 出張費や交通費一切かかりません。
  • 治療費は全て、保険証障がい者手帳等が適用になります。
  • おひとりで通院が困難な方が対象です。
  • 歯科医院で行う治療に近い治療が受けられます。
  • ご自宅内にコンパクト診療機材を持ち込んで行います。
  • 患者様のお身体にご負担のかからないよう充分に配慮します。
  • ご自宅で受けられる「無料歯科相談」から始めることもできます。
  • 診療時間は約20分~30分で終了します。
  • ご家族様や主治医・ケアマネージャー等と連携を密に図ります。

歯科訪問診療は
むし歯治療だけではありません

  • 一般歯科治療

    むし歯の治療、歯周病治療、入れ歯、ブリッジなど補綴治療、残せなくなってしまった歯の抜歯などが当てはまります。入れ歯は製作だけでなく、修理、調整も行います。
    訪問歯科診療用の歯を削る機械からレントゲンまで、持ち運び可能な専用器材を一式揃えておりますので、通常の歯科医院に通院するのとほぼ同等の診療を提供しております。
    また、お体の状態によって、歯科医師が治療内容を判断いたします。重度の疾患をお持ちの方、お体の状態が優れない方には、その方の全身の状況をみて、医科の主治医の先生とも相談した上で、歯科治療の範囲を検討しております。

  • お口のリハビリテーション・摂食嚥下(えんげ)リハビリテーション

    嚥下スクリーニング → 嚥下内視鏡検査 → 摂食機能療法というのが、摂食嚥下リハビリテーションの基本的な流れです。
    嚥下スクリーニングで基本的な嚥下機能を評価し、誤嚥が疑われるなど重篤な場合は嚥下内視鏡検査で精査します。
    診断と評価に基づき、治療計画を立てます。
    治療は、上半身の運動や口腔マッサージ、専門的口腔ケアなどの摂食機能療法が中心となります。

    摂食嚥下(えんげ)リハビリテーション
    についての詳細

  • 治療終了後の対応希望者のみ

    アフターケア
    ご希望があれば、入れ歯の調整・口腔ケア・飲み込みのリハビリなどお口の中の健康維持を行います。
    訪問定期診療の相談
    3か月毎の定期訪問診療をご希望の場合お伺いいたします。3か月経過していなくても、診療のご依頼いただきましたら再びお伺いいたします。※要介護認定を受けるには、お住まいの市区町村の介護保険課へお問い合わせください
    診療内容の割合
    歯科訪問診療サービスは、歯科医院への通院が困難な患者さまへ向けて行っております。患者さまの多くは、歩行困難や脳疾患による身体機能の低下があります。治療内容は、入れ歯の作製や修理、調整、また、摂食・嚥下(えんげ)障害の場合は、発音・発声の練習などのリハビリが多くなっています。
    診療可能地域
    たけち歯科クリニックから16km以内にあるご自宅・病院・施設等が診療可能地域となります。

メリットについて

訪問歯科を受診することによる
メリット

  • 通院による患者様・ご家族様の精神的・肉体的負担が大幅に軽減されます。
  • 通院による患者様・ご家族様の時間的制約が解消されますので、生活リズムや介護サービスなどを変える必要がありません。
  • 歯科医師や歯科衛生士が、食生活や生活環境を把握できることにより、適切な管理・指導が受けられます。

健康管理でのメリット

歯をケアすることは、全身の健康管理に繋がります。
口腔内のケアは気持ちを豊かにするだけではなく、全身の健康に関係しています。

要介護高齢者における、口腔内のトラブルや、摂食・嚥下(えんげ)障害は、肺炎や発熱など様々な体調不良に結びついていきます。しかし、お口の周辺のリハビリテーションや、口腔内の治療、義歯の利用などにより、機能を改善していくことが可能です。ご家族や私たち歯科訪問診療と協力して日々の改善に取り組んでいくことをおすすめします。
また、口腔ケアの効果や、残存歯数と全身の健康状態や総医療費の関係等の研究データは数多く発表されており、下記はほんの一例にすぎません。歯科が係わることの効果が明確であるからこそ、訪問歯科診療を全国の一人でも多くの方に伝えたいと思っております。

  • 無歯顎者の義歯使用の
    有無を比較した肺炎発症率

    要介護高齢者に対する口腔衛生の誤嚥性肺炎予防効果に関する研究:米山武義、吉田光由也、日歯医学会誌2001

  • 口腔ケアの有無を比較した
    2年間の肺炎発症率

    Yoneyama T,Yoshida Y,Matsui T,SasakiH:Lancet354(9177),515,1999.

  • 口腔ケアの有無を比較した
    2年間の発熱発生率

    対照群に比べて口腔ケア群では
    期間中の発熱発生率が低い

    米山武義ら;要介護高齢者に対する口腔衛生の誤嚥性肺炎予防効果に関する研究。日本医学会誌、2001.

残存歯数と認知症の関係

歯が20本以上残っている人に比べて、
「歯がほとんど無く、義歯未使用の人の
認知症発症リスクは1.9倍」
という結果が出ています。

  • 歯数・義歯と認知症発症までの
    日数との関係

  • 租借能力と認知症発症までの
    日数との関係

  • かかりつけ歯科医院の有無と
    認知症発症までの日数との関係

  • 20歯以上の人に対して、歯がほとんどなく義歯未使用の人の認知症発症リスク・・・1.9倍
  • なんでも噛める人に対して、あまり噛めない人の認知症発症リスク・・・1.5倍
  • かかりつけ歯科医院のある人に対する、ない人の認知症発症リスク・・・1.4倍

歯を失う原因となる歯周病などの炎症が直接脳に影響を及ぼすこと、噛めなくなることによる咀嚼機能の低下が脳の認知機能の低下を招いている可能性が示唆されています。

出典:平成22年 厚生労働科学研究:神奈川歯科大学(※図中の累積生存は認知症でない人の割合)

診療までの流れ

  1. STEP01.ご予約

    お電話をいただき、症状やご要望をお気軽にお知らせください。
    お申し込みをいただいた後、患者さまのご自宅に伺う日時を決めさせていただきます。

  2. STEP02.ご自宅へ訪問

    ご予約いただいた日時にスタッフがご自宅にお伺いします。ご自宅以外でもご要望がございましたら、老人ホーム、ご入院先等にもお伺いすることが可能です。

  3. STEP03.カウンセリング

    歯科医師から大まかな診療期間や金額、治療内容をご説明させていただき、治療をご希望される方は治療に入ります。

  4. STEP04.治療開始

    診療には、歯科医師と歯科衛生士、歯科助手がお伺いします。歯科訪問診療の特徴は、寝たままの楽な姿勢や車イス等に座ったままの受診が可能であることです。症状により異なりますが、患者さまのご希望に沿って、通常の歯科医院での診療に近い治療ができます。

治療費用について

  • 全て保険が適用されます。「健康保険」「介護保険」「障がい者手帳」等
  • 交通費・出張費かかりません
  • まずは「無料歯科健診」から受診していただくことも出来ます
  • 治療費(医療保険)は、むし歯の治療、入れ歯の作製・調整等の費用で、患者さまのお口の状態により異なります。
老人保健 医療費の一割(または三割)が一部負担金となります。
国民健康保険 医療費の三割が一部負担金となります。
社会保険 医療費の三割が一部負担金となります。
介護保険 在宅での「口腔ケア」でご利用いただけ、一ヶ月の利用回数上限は四回までとなります。
医療保険と介護保険は同時にご利用いただけます。
障害者手帳をお持ちの方 原則、無料です。心身障害者医療費補助制度が適用されます。
「心身障害者医療費助成申請書」を自治体に提出済みの方に限ります。
一部立替払いとなる地域もありますが、その場合は後日、自治体より返金されます。
なお、お住まいの地域によっては有償での診療になる場合もございます。※社会保障制度が変わると、それにともなって変更される場合もあります。

Q&A

  • 歯科訪問診療はどのようなことをするのですか?

    入れ歯の作製・調整、むし歯治療、歯周病治療、抜歯、ブラッシングや歯石除去などの清掃、その他、摂食・嚥下( えんげ) の訓練などを行います。歯科機材をご自宅に持ち運んで行います。訪問先でも歯科医院に近い治療が受けられます。

  • 治療時間はどれくらいかかりますか?

    治療内容によって異なりますが20~30分程度です。患者さまのお身体の状態やご気分に配慮しながら、診療いたします。

  • デイサービスの利用日
    以外に来てもらえますか?

    お伺いできます。患者さまやご家族さまのご都合に合わせることができます。

  • 土日急患の対応は
    ありますか?

    土日の対応は行っておりませんが、平日であれば状況に応じて対応可能です。

  • 診療にあたり準備する
    ものはありますか?

    医療保険証・お薬手帳・介護保険証・介護保険負担割合証をご準備ください。

  • 歯科訪問診療の依頼方法
    を教えてください。

    お気軽にお電話でご相談ください。お申込みいただかなくても歯科訪問診療に関するご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

  • 費用はどれくらい
    かかりますか?

    歯科訪問診療にかかる費用には、医療保険と介護保険が適用されます。介護保険には限度額がありますが、歯科医師や歯科衛生士による「居宅療養管理指導費」は、ケアプランとは別枠の扱いとなりますので、介護サービスの枠が減ることはありません。交通費等の費用は一切いただきません。

  • どんな方でも歯科訪問診療を受けられますか?

    おひとりで歯医者さんへ通院が難しい方が対象です。ご高齢の方をはじめ、お身体のご不自由な方やおひとりでの歯科医院への通院が困難な方が対象となります。

  • 診療時間は
    何時から何時までですか?

    9:00~17:00となっております。

  • 摂食嚥下リハビリテーション、内視鏡検査を行ってもらえますか?

    もちろん可能です。摂食嚥下の専門医が内視鏡検査を行いに伺います。

  • 診療の前に
    検診は可能ですか?

    可能です。無料で検診を行っております。訪問させていただき、お口の状態を診断いたします。もちろん出張費等の費用は一切いただきません。

  • お支払い方法を
    教えてください。

    毎月末日に1カ月分の診療費をまとめ、翌月中旬に請求書を郵送しています。お支払い方法はお振込をお願いしております。その他の方法も相談に応じます。

  • 老人ホームに決まった歯医者さんがいますが、他の歯医者さんに治療を頼んでも良いのですか?

    問題ありません。施設側は患者さま・ご家族さまのご希望に応えてくれるはずです。施設のスタッフ様と連携を図りながら治療を進めてまいります。

訪問歯科診療(歯科往診)
のお問い合わせ

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  • 土曜

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受付時間外は留守番電話にて対応させていただきます。
後日担当者から折り返しご連絡をいたしますのでお名前・お電話番号など、ご連絡先をメッセージとともにお残しください。

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