こんにちは。
たけち歯科クリニック管理栄養士　栗木です。

先日、オンラインで「金属アレルギー」についてのセミナーを受講しました。

最近ではニッケルフリーやチタン製といった、金属アレルギーに対応した商品も多く出回っていますよね。

なぜ歯科で金属アレルギーの知識が必要なのでしょうか？

歯科には保険内の治療で使われるつめものに、いわゆる「銀歯」と呼ばれる金属製の補綴物があります。

実はこの銀歯が原因で金属アレルギーになってしまう人がいるのです！

もちろん銀歯があるからといって全員が発症するわけではないですし、銀歯を入れなければ金属アレルギーにならないというわけでもありません。

ただ私がこのセミナーの中で一番印象的だったのが、

「10円硬貨を口に入れたくないとは思うのに、なぜ歯に銀歯を入れることに抵抗がないのか」

私も口の中に銀歯が入っているのですが、この言葉を聞いて少しぞっとしました。

保険外のつめものは決して安価ではありませんが、お金には代えることのできない価値がそこにはあるのだと深く学ぶことのできた時間でした。