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KUAS 京都先端科学大学の校名変更記念講演会

こんにちは、京都市 中京区 たけち歯科クリニック 歯科衛生士の金澤です。

梅雨も明け、連日暑い日が続いておりますが、皆様体調崩されていらっしゃらないでしょうか?

先日、 KUAS 京都先端科学大学の校名変更記念講演会にスタッフと一緒に行って参りました。

 

会場となったのはとても新しい大学です。訪問診療に出かける際にいつも見かけていた所で、一度は入ってみたいと思っていた場所だったのでワクワクしながら当日を迎えました。

講演の内容は、心理学!
~嫌な気持ちとの付き合い方~
「意外と知らない落ち込みの話」
「糖尿病の陰性感情をケアする」
でした。
特に後半の講演に興味がありました。

皆さん何らかの持病や体の不調などと付き合いながら過ごされている方が多いと思いますが、治療や改善する為の行動をずっと前向きに取り組み続けることは出来るでしょうか?

今回取り上げられた糖尿病は、自己管理に苦労されている方が多い疾患で、運動や食事、投薬などがあり継続には周りの助けが必要不可欠です。
ただ当事者の感情として、憂鬱や否定、逃避があると自己管理を行う事自体が難しくなります。
そのような感情に耳を傾け、寄り添い、自らの力で出来るようにサポートしていくにはどうするか、という内容でした。

私は歯科衛生士としての視点から、糖尿病を歯周病に置き換えて考えておりました。治療としてのセルフケアをオススメするばかりではなく、患者様の「出来ない」の理由にしっかり耳を傾けて、自己管理を妨げてしまう感情になっているのは何かを探り寄り添っていかなければと改めて感じました。
心理的な分野はまだまだ学んでいきたい所です!とても勉強になり充実した時間でした!日頃の診療にも生かして行けるよう頑張っていきたいです。

夏はこれから、熱波到来ですので、皆様ご自愛ください。